2026-4-17
安野貴博 氏
(チームみらい党首/参議院議員/
AIエンジニア/SF作家)
JRC 2026の初日4月16日(木)18時から,チームみらい党首で参議院議員,AIエンジニア,SF作家の安野貴博氏による合同特別講演1「AI時代のデジタル民主主義〜『聴く・磨く・伝える』高速サイクルを実現する戦略~」が行われた。座長は,第85回日本医学放射線学会(JRS)総会会長を務める阿部 修氏(東京大学)が務めた。
安野氏は東京大学在籍中に松尾研究室に所属し,AI(自然言語処理)を専攻。コールセンター向けチャットボットのスタートアップを創業した。現在は,AIエンジニア,起業家,SF作家,政治家として活動しているが,一貫して技術を通じて未来を構想し,表現・実装してきたと述べた。その上で,安野氏は2024年の東京都知事選挙に立候補したときの経験を取り上げて,従来の一方向の情報発信だった選挙が,AIによって多様な声の集約が可能になると指摘した。都民の声をAIによって集約して「聴いた」上で,AIを活用してマニフェストを作成し,バージョンアップで「磨いて」いき,AIアバターによるYouTube生配信で「伝える」という活動を説明。マニフェストのバージョンアップを続けることで,得票数を伸ばしたことに言及した。さらに,DXについては,既存プロセスをデジタルで置き換えるだけでなく,ワークフローを設計し直すことが重要であると述べた。安野氏は,講演のまとめとして,これまでの活動を踏まえて,AIが人と人の間に入ることでコミュニケーションの質が高まると強調し,そこに着目することが重要だとまとめた。
講演後,座長の阿部 修氏(東京大学)から感謝状を贈呈
