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RSNA2016 シーメンス - 核医学 新しいアプリケーション“Whole Body Dynamic PET/CT”を紹介

2016-11-29

“FlowMotion”を搭載した「Biograph mCT Flow」

“FlowMotion”を搭載した「Biograph mCT Flow」

Siemens Helthineers(シーメンス)の核医学関連では,「Biograph mCT Flow」が展示され,同装置で使用できる最新アプリケーションである“Whole Body Dynamic PET/CT”が紹介された。

Biograph mCT Flowは,2013年に日本国内でも発表された。最大の特徴は,速度可変型連続移動スキャン“FlowMotion”を搭載したことである。寝台はリニアモータ駆動で,0.1mm単位で位置精度をコントールすることができ,精密なデータ収集を行う。これにより,定量性の高い画像を得ることが可能である。

今回のRSNA2016で紹介されたアプリケーションのWhole Body Dynamic PET/CTは,このFlowMotionの技術を生かしたもの。リストモード収集を行うことで,従来のPET/CTの静止画像に加えて,CTの“Adaptive 4D Spiral”のような動態画像が得られる。全身のダイナミック撮像を行うことにより,薬剤の流れを追うことができ,研究用途としても使用することが可能である。

Whole Body Dynamic PET/CTは,FlowMotion搭載装置に対応しており,すでに,Biograph mCT Flowが稼働している施設に対しては,バージョンアップで対応する。

静止画像と動態画像が得られる“Whole Body Dynamic PET/CT”

静止画像と動態画像が得られる
“Whole Body Dynamic PET/CT”


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