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RSNA2021 富士フイルム - X線装置 透視・静止画撮影を兼用可能な軽量X線透視診断装置

2022-1-14

透視・静止画を1 台で兼用する「CALNEO CROSS」

RSNA2021 X線装置

FUJIFILM Healthcare Americas(富士フイルム)のX線透視装置のカテゴリーでは,日本では2021年10月に発売された軽量X線透視診断装置「FUJIFILM DR CALNEO CROSS(米国販売名:FDR CROSS)」が紹介された。CALNEO CROSSは,透視・静止画撮影兼用のカセッテDR「FUJIFILM DR CALNEO Flow(米国販売名:FDR D-EVO III)」を採用し,1つの装置で透視と静止画撮影を兼用したワークフローを可能にする。検出器部分はカセッテDRが取り出せる構造になっており,透視ではCアームスタイルで,静止画はカセッテDRを取り出して回診車のように撮影できる。また,パネルホルダーは取り外しが可能で,3種類(10×12,14×17,17×17インチ)のサイズのカセッテDRを使用できるのも特徴だ。そのほか,バッテリーの搭載や無線通信の採用でケーブルレスを実現して,手術室や処置室など人や機材の混在する環境での使用を考慮したデザインとなっている。

透視・静止画を1台で兼用する「CALNEO CROSS」

透視・静止画を1台で兼用する「CALNEO CROSS」