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RSNA2021 シーメンス - ヘルスケアIT 意思決定をサポートするデジタルソリューションを展開

2021-12-23

ガイドラインなどの参照機能を搭載し,個別化医療につながる意思決定を支援する「AI-Pathway Companion」(薬機法未承認)

RSNA 2021 ヘルスケアIT

シーメンスのDigital health & Imaging ITソリューションは,ヘルスケアのブレークスルーに必要なcompetency(能力)を実現するカギとなる。その一つである「AI-Pathway Companion」(薬機法未承認)は,画像やHIS,検体検査などの情報を統合して時系列で管理し,ガイドラインやクリニカルパスの参照機能も搭載することで,個別化医療につながる意思決定を支援する情報を医師に提示する。現在,前立腺がん,肺がん,乳がん,心疾患を対象に開発・製品化を進めており,アジアでは2022年に中国での提供を開始し,その後,日本国内での展開を予定している。

AI技術を活用した診断支援プラットフォーム「AI-Rad Companion」では,“Chest CT”と“Brain MR”の新たな機能(薬機法未承認)が発表された。Chest CTに追加された“Lung lesion follow-up”は,肺結節を時系列的に2ポイントで自動的に比較し,数値と画像で結果を示す。Brain MRでは,MPRAGEに加え3D FLAIRを送信することで,白質病変を自動で検出・計測する“White Matter Hyperintensities”が追加された。また,医療現場の要望に応え,AI-Rad Companionの提供方法が,クラウドのみから一部オンプレミスのハイブリッド提供が可能になることが発表された。

さらに,PACSを進化させた画像診断プラットフォーム「Syngo Carbon」(薬機法未承認)をアピールした。PACSの画像だけでなく,読影支援システムで解析されたデータやAIの解析結果,レポートや動画などさまざまなデータを一元化し,“データを知識に変える”ことで画像診断の効率化・高品質化を支援する。画像診断ITソリューション「syngo. via」は,Syngo CarbonのAdvanced Visualizationの核となるソリューションとして包含される。syngo. viaについては,“Trauma Layouts”の新規追加や“Cinematic VRT”のパフォーマンス向上などが紹介された。

ガイドラインなどの参照機能を搭載し,個別化医療につながる意思決定を支援する「AI-Pathway Companion」(薬機法未承認)

ガイドラインなどの参照機能を搭載し,個別化医療につながる意思決定を支援する「AI-Pathway Companion」(薬機法未承認)