2023-11-30
“Smart Imaging Value Chain”の概念図
RSNA 2023 ヘルスケアIT
Siemens Healthineers（シーメンス）は今回，「Digital Solutions & Automation」というエリアを設けた。その中で，“Smart Imaging Value Chain”というコンセプトの下に，「Syngo Carbon」「syngo Virtual Cockpit」「teamplay」「AI-Rad Companion」などを用いて，放射線部門以外のデータも含めて統合管理し，医療の質の向上や検査・診断の効率化につながるソリューションをアピールした。
“Smart Imaging Value Chain”として，同社では検査前から診断，治療後に至るまで患者をトータルで管理し，検査や画像処理，診断，レポーティング，他科の医師とのコミュニケーションを自動化技術などで効率化して，最適なアウトカムを得るためのソリューションを提供している。「Syngo Carbon」をプラットフォームとして，DICOMデータだけでなく，超音波画像やECG波形データ，病理画像などを統合的に管理する。これにより高精度の診断が可能となる。また，遠隔検査プロトコル支援システム「syngo Virtual Cockpit」では，遠隔地からモダリティの操作を支援できるため，安全で質の高い検査が可能となる。さらに，スタッフをはじめとしたリソースの最適な配分・有効活用を図れる。
“Smart Imaging Value Chain”によりもたらされるアウトカム
“Smart Imaging Value Chain”における製品・サービスの位置づけ
