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RSNA2023 シーメンス - X-ray 血管撮影装置と外科用X線撮影装置のすき間を埋める新たなカテゴリの装置「CIARTIC Move」を発表

2023-11-29

リモコン操作による自在な移動や自動化技術でスタッフの負担を軽減する「CIARTIC Move」(薬機法未承認)

リモコン操作による自在な移動や自動化技術で
スタッフの負担を軽減する「CIARTIC Move」
(薬機法未承認)

RSNA 2023 X-ray

Siemens Healthineers(シーメンス)は,今回外科用X線撮影装置の新製品として「CIARTIC Move」(薬機法未承認)を発表した。従来の外科用X線撮影装置のハイエンドモデル「Cios Spin」のさらに上位機種と位置づけられ,整形外科領域やステントグラフト挿入術などの心臓血管外科領域の手技においても,血管撮影装置の代わりに使用可能な,新しいカテゴリの製品と言える。その最大の特徴は,ユニークな形状の車輪を採用したことで移動の自由度が増し,これにリモコンを組み合わせることで,片手で自在に本体の移動操作を可能にしている。さらに,移動経路やアームの角度を装置自体に記憶させることでワークフローの自動化を図れる。これにより,術者をはじめとした手術チームの負担を軽減し,マンパワーの省力化を図れる。日本においても,医師の働き方改革が進められており,手術のおける人員の効率的な配置が求められている。それだけに,国内ユーザーのニーズにも応える製品として期待される。さらに,コンソールは4Kモニタを採用した高画質の撮影画像・透視像を明瞭に表示して,正確な手技に寄与する。このほか,Cios Spinに搭載されていたアプリケーションも搭載されるなど,幅広い手技に対応する。

「CIARTIC Move」(薬機法未承認)の自在な動きを可能にした車輪

「CIARTIC Move」(薬機法未承認)の自在な動きを可能にした車輪

 

「CIARTIC Move」(薬機法未承認)を操作する専用リモコン

「CIARTIC Move」(薬機法未承認)を操作する専用リモコン

 

コンソールには高画質画像を高精細に表示する4Kモニタを採用

コンソールには高画質画像を高精細に表示する4Kモニタを採用


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