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RSNA2025 GEヘルスケア - 血管撮影装置 ケーブルフリー・支持構造物のない設計と新たな操作系でワークフロー向上を図った次世代血管撮影装置「Allia Moveo」を披露

2025-12-3

デザイン・設計を刷新した次世代血管撮影装置「Allia Moveo」(薬機法未承認)

デザイン・設計を刷新した
次世代血管撮影装置「Allia Moveo」(薬機法未承認)

GE HealthCare(GEヘルスケア)のImage Guiding Solutionsでは,次世代血管撮影装置「Allia Moveo」(薬機法未承認)が披露された。そのハイライトは従来装置からデザイン・設計を刷新し,ワークフロー向上に寄与する自走式Cアームの採用と,天井の支持構造物をなくして清潔な室内を確保できるようにしたことだ。従来機種の「Allia IGS 7」ではオフセットCアームであったが,Allia Moveoでは一般的なインラインCアームへと変更された。スリムかつコンパクトで,ケーブルフリー設計となり,室内での可動性が向上し,ワークスペース確保の自由度が増すとともに,患者への容易なアクセスを可能にしている。さらに,Cアームは自走式で支持構造物がなく,凹凸のないフラットな天井にすることができる。これにより,室内を清潔に保ちやすくなる。さらに,コーンビームCT(CBCT)は,ワイドボアでの撮影が可能。体格の大きな患者にも対応するなど,撮影の適応を拡大する。

ケーブルフリーのインラインCアームを採用

ケーブルフリーのインラインCアームを採用

 

また,ワークフローの操作系にはタッチパネルによる新たなインターフェイスを採用している。ガントリーとテーブルの位置がアイコンで視覚的に表示され,「SmartMove」機能により,タッチ操作だけで装置を目的の位置に移動できる。メモリ機能を活用することで,頻繁に使用するポジションを記憶させて,ワンタッチで自動的に移動させられる。

タッチパネルによる新たなインターフェイスを採用

タッチパネルによる新たなインターフェイスを採用

 

「Allia Moveo」(薬機法未承認)の紹介パネル

「Allia Moveo」(薬機法未承認)の紹介パネル