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島津製作所,大視野FPDを搭載したX線TVシステム「FLEXAVISION F4 package」を発売オプションのワイヤレス運用でより幅広い検査に対応

2022-1-13

新発売のX線TVシステム「FLEXAVISION F4 package」

新発売のX線TVシステム「FLEXAVISION F4 package」

(株)島津製作所は2022年1月12日(水),大視野FPDを搭載したX線TVシステム「FLEXAVISION F4 package」を発売した。発売当日には,同社の本社(京都市中京区)ならびにオンラインで記者発表会が開催され,医用機器事業部グローバルマーケティング部マネージャーの飯沼正雄氏が新製品の仕様や特長を紹介した。飯沼氏は,FPDのワイヤレス運用が可能になったことで操作の自由度が向上するほか,一般撮影用機材とFLEXAVISION F4 packageを同一検査室内に設置すれば,FLEXAVISION F4 package搭載のFPD1枚のみで運用でき,X線TV室と一般撮影室の統合が可能となるなど,収益やスペース面でも中小規模病院にとっては大きなメリットとなるとした。また,大規模災害やパンデミックなど,一般撮影室が複数必要となる緊急時のバックアップとしても活用しうると述べ,その幅広い有用性をアピールした。なお,FLEXAVISION F4 packageの販売地域は北米と中国を除く国内外で,当面は年間100台を販売目標とする。

同社は,中小規模病院向けのX線TVシステムとして「FLEXAVISION シリーズ」を展開,これまでに4製品がラインアップされ,累計売り上げは全世界で5311台に上る(2021年11月末時点)。今回発売されたFLEXAVISION F4 packageは,可搬型FPD搭載の「FLEXAVISION F3 package」のニューモデルとなる多目的システム。17インチ×17インチの大視野FPD搭載により観察視野が広がり,透視検査の効率が向上するほか,オプションでワイヤレス運用が可能になり,一般撮影検査への活用も容易になる。

FLEXAVISION F4 packageの最大の特長は,大視野FPD搭載による観察視野の拡大である。従来のFLEXAVISION F3 package搭載のFPDは17インチ×14インチであったのに対し,FLEXAVISION F4 package搭載のFPDは観察視野が20%拡大され,泌尿器検査や注腸検査など,より大きな視野が必要とされる透視検査がスムーズに行える。また,重量3.5kgと軽量化した上,新たにオプションでワイヤレス運用が可能となった。これにより,装置本体のテーブルからFPDを取り出し,テーブルトップ撮影のほか,立位撮影スタンドやリーダー撮影台と組み合わせた胸部撮影などを行うことが容易になり,「Fits all your needsコンパクトに,この1台で」のコンセプトの通り,透視検査と一般撮影検査のボーダーレス化を実現する。さらに,透析時の血流の確認などに有用なリアルタイムDSAがオプションとして新たに搭載された。

FLEXAVISION F4 packageに搭載された大視野FPD

FLEXAVISION F4 packageに搭載された大視野FPD

 

飯沼正雄 氏(医用機器事業部グローバルマーケティング部マネージャー)

飯沼正雄 氏
(医用機器事業部グローバルマーケティング部マネージャー)

 

FPDのワイヤレス運用が可能になり,一般撮影検査が容易になった

FPDのワイヤレス運用が可能になり,一般撮影検査が容易になった

 

立位撮影スタンドや天井走行式X線管懸垂器などと組み合わせることで,X線TV室と一般撮影室の統合も可能になる

立位撮影スタンドや天井走行式X線管懸垂器などと組み合わせることで,X線TV室と一般撮影室の統合も可能になる

 

●問い合わせ先
(株)島津製作所
https://www.shimadzu.co.jp/

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