ケイ・ジー・ティーは，“検診から臨床まで，いつでも簡単ソフトウェア”をテーマに展示を行った。今回は，これまでメインに紹介してきた3D医用画像処理ソフト「Real INTAGE」をはじめとするINTAGEシリーズに加え，より用途特化型に展開したアプリケーションに力を入れて紹介していた。昨年末に発売された脳動脈瘤塞栓率計測ソフト「Neuro Vision」は，脳動脈瘤の大きさを自動計測し，求めた体積から血管内治療用コイルの塞栓率の評価や使用コイルの分析などが可能である。また，肺野CT画像から肺気腫の画像所見である低吸収領域を計測する肺気腫計測ソフト「Lung Vision」も昨年末に発売された。さらに今回のITEMで歯科用DICOMビューワ「Dentist Vision」が発表された。クロスカット像から歯軸に沿った断面など，傾斜断面を自由に作成できるなどの特徴を持つ。発売は来月末を予定している。このほか，内臓脂肪計測ソフトウェア「Slim Vision」も展示されていた。

Neuro Vision	Lung Vision
Dentist Vision	Slim Vision