展示会に見るMRI技術の変遷(ITEM in JRC 国際医用画像総合展)(GEヘルスケア・ジャパン)

●2005

HDMR(High Definition MR)をコンセプトに,2005年1月に認可された日本初の全身用3.0T MRI「SIGNA EXCITE 3.0T」,および「SIGNA EXCITE HD 1.5T」のコンソールと臨床写真を展示。8chのパラレルイメージングによる豊富なHDアプリケーションをパネルで紹介。「SIGNA EXCITE 3.0T」は現在,国内稼働実績が20施設に届きそうだ。話題のBody Diffusion Imagingは,MR内蔵コイルで歪みのないクリアな画像が得られるという。

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●2006

MRでは,2005年のITEMで発表して以来大変好評な「Signa EXCITE HD 1.5T」の高機能アプリ(体動を補正する“PROPELLER”,高画質な腹部のダイナミック3Dを可能にする“LAVA”など)を搭載しながら,大幅なコンパクト化を実現した 「Signa EXCITE HDe 1.5T」のコンソールを展示しています。1.5T装置としては世界で初めて機械室が不要なレイアウトが可能で,検査室の工事なしで低磁場装置の入っている部屋へ入れ替えをすることができ,インスタレーションも従来の1/3以下の1週間で可能となっています。さらに,より使いやすい操作を可能にするために,直感的に使用できる日本語表示とともに,オートボイス機能やダイナミックプランなどを搭載しています。また,HDテクノロジー搭載の3T装置である「Signa EXCITE HD 3.0T」を展示しています。全身対応用にコイルがすべてそろっており,3Tの特徴を活かした特殊な撮影だけでなくルーチン検査用として十分に使用が可能です。実際に国内で稼働している27台のうち,17台は臨床用として用いられています。
(森 達彦 MRセールス&マーケティング部フィールドマーケティンググループ統括課長)

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●2007

● 3つの“eXpanded”(拡張)を実現したSigna HDxシリーズ

コンパクトかつ高性能を特長とするSigna HDx 3.0T/1.5Tが展示されたMRブースでは,3つのeXpanded(拡張)がコンセプトとして示された。1つ目のeXpandedはRFシステムの拡張。従来の8チャンネルコイルに加えて,新たに乳房,手関節,膝関節の8チャンネルコイルが登場。加えて16チャンネルまで拡張可能となり,これにより29素子内蔵のヘッドネックスパインアレイコイルが対応可能となる。頭部から脊椎までをコイルの付け替えなしに撮像できる本コイルによりさらに,スループットが向上する。2つ目のeXpandedはリコンストラクションの拡張。頭部や腹部の撮像でボリューム撮像が主流になり,これによる情報量の増加やチャンネル数の増加,複雑なアルゴリズムの検査にスムーズに対応するために,画像再構成部のエンジンが拡張された。3T装置では秒間5400枚,1.5T装置では秒間2700枚という,高速な画像処理スピードを実現し,さらなるスループットの向上に貢献している。3つ目のeXpandedはアプリケーションの拡張。従来機種に登載されている同社独自のアプリケーションが,さらに拡張,もしくは機能が向上した。例えば,腹部のダイナミック撮像のためのアプリケーションである“LAVA”は,“LAVA-XV”となることで従来の撮影時間も拡張もしくは空間分解能の向上が可能となる。また頭部撮像時の患者さんの体動による動き補正が可能な“PROPELLER”は,従来よりさらに撮影時間の短縮と空間分解能の向上が可能となった。なお“PROPELLER”はT2強調画像,FLAIRほか,拡散強調画像(DWI)に対応している。

1/5サイズのモックアップが展示されたSigna HDe 1.5Tは,2006年のグッドデザイン賞を受賞。インスタレーションが短期間ですむほか,1.5T装置でありながら機械室が不要で,狭いスペースにも設置できることから非常に好評で,国内ではすでに50台が稼働している。 また,今年4月には,永久磁石型の0.2TオープンMRI「Signa Profile HD」が薬事承認された。23インチのワイドモニタが採用されたほか,操作環境も1.5Tや3.0T装置と統一され,従来のSigna Profileシリーズよりも操作性が向上している。
(取材協力:打木薫和さん MRセールス&マーケティング部 1.5Tプロダクトマネージャー)

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●2008

GE Premiumをテーマに掲げたMRブースでは,従来よりもさらに機能を強化・拡張(eXpanded)した「Signa HDx 3.0T/1.5T」が展示された。Signa HDx 3.0Tは,国内ですでに57台が稼動しており,これは,3.0T MR市場で,No.1の実績である。(4月現在) 多様なコイルと,高速な画像処理を可能にする画像再構成エンジン,3.0Tでは撮像の困難な腹部領域においても優れた画質が得られる独自のアプリケーションケーション,脱着可能で高さを大幅に低くすることが可能となった寝台などが特長となっている。また,ハードウエアに高精度なマグネットを搭載し,高精度なグラディエントによって,全身の拡散強調画像でも,きわめて高画質を得ることが可能となった。ブースでは実際の画像を展示し,ボリュームによる全身撮像が可能なSigna HDx 3.0Tの優れた能力がアピールされた。 このほかパネルでは,ユーザーを強力にサポートするユーザー専用サイト「Signa・る」や,日本の技術者が日本のユーザーの声を取り入れて開発した「Signa HDe」が紹介された。Signa HDeは,すでに世界で約300台以上の受注実績を有している。

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●2009

● 新製品3機種と豊富なアプリケーションを中心に「Signa HDxt」,「Signa HDe Second Edition」を展示

1.5T/3T共通の外観を持つSigna HDxtが中心に展示された。1.5Tは“まだ見ぬ領域を可視化するためのボリュームの表現力”,3Tは“一歩先行く3.0Tクオリティ”が,それぞれテーマとして掲げられた。使用できるアプリケーションは1.5T/3T共通であり,その中核として,局所磁場の不均一を抑制する“IDEAL”,ボリューム撮像アプリケーション“Cube”,非造影MRAの新技術が紹介された。なかでもIDEALは,これまでMRIでは解決できなかった局所磁場の不均一によって生じるアーチファクトを大幅に低減し,全身のすべての部位で高精細な画像の描出を可能にしている。今回は,特に国内で撮像したデータを来場者に見てもらうことを大きなテーマとしており,実際の画像がパネルなどで展示された。また,Cubeは,全身のT2強調画像を3Dで撮像し,アイソトロピックなボリュームデータを得ることができる。さらに,3T装置については,“エリプティカルドライブ”という新しいハードウエアが搭載された。3T MRI特有の画像の送信ムラが抑制され,骨盤および体幹部領域の画質が大幅に向上している。

1.5T/3T共通の外観を持つSigna HDxt 1.5T MRIでは,Signa HDeに,新たに「Signa HDe Second Edition」が登場した。Signa HDeについては,「臨床のベストスキャナー」をコンセプトとしており,すでに全世界で500台以上,国内でも120台以上が稼働している。Signa HDe Second Editionではそれがさらに進化し,より使いやすく,研究的な要素が含まれる新しいアプリケーションが搭載された。

1.5T/3T共通の外観を持つSigna HDxt

1.5T/3T共通の外観を持つSigna HDxt

 

●2010

● 新製品として3T MRIの最上位機種「Discovery MR750」と1.5T MRI 2機種を発表

MRIは,3T MRIの最上位機種として「Discovery MR750」と,1.5T MRIでは「Optima MR360」,「Brivo MR355」の2機種を同時に発表した。同社は,2008年の北米放射線学会(RSNA)において,モダリティにかかわらずハイエンド装置を「Discovery」,高い検査効率により臨床での有用性を最大限に発揮する装置を「Optima」,使いやすさと経済性を重視した装置を「Brivo」とする,3つの統一ブランドの展開を発表していたが,今回発表された3機種は,その戦略に則った製品となる。

Discovery MR750は,大学病院や研究施設を主対象に開発された,優れたハードウエア性能と臨床価値の高いアプリケーション・ソフトウエアを高い次元で融合した装置。ガントリ全体に改良を加え,グラディエントコイル内に冷却用水を直接流して,傾斜磁場コイルはもとより,アンプや電源なども含めたフル水冷化によって,最大傾斜磁場強度50mT/mとスリューレート200を実現した。また,体内から発生した微弱な信号のAnalog/Digital変換を,機械室ではなくガントリ内で行うことで信号の伝送距離を短くし,かつデジタル伝送は光ファイバーを用いて行う“Optix”技術によって,伝送時に発生するノイズが削減され,SNRが最大27%向上した。現在,最大傾斜磁場強度50mT/mとスリューレート200を同時に実現しているのは,3TではDiscovery MR750が世界で唯一の装置だという(2010年4月9日現在)。また,RFパルス送信を,従来の2か所から4か所に増やして行う新技術“4ポイントドライブ”を搭載。さらに,32chボディアレイコイルが使用可能になったことで,マグネットの高い静磁場均一性とも相まって,体幹部領域のイメージクオリティが大幅に向上した。同社では,GradientのG,OptixのO,Large homogeneityのL,4ポイントドライブのDriveのDの頭文字から,これらの技術を総称してGOLDと呼び,Discovery MR750を次世代のゴールドスタンダードを担うためのハードウエアと位置付けている。

このほか,従来はガントリ開口部に取り付けられたレーザーライトによって撮像中心の位置決めを行っていたが,Discovery MR750では脱着テーブルの両脇に取り付けられたタッチセンサーを触るだけで簡単に行えるようになったほか,ガントリの操作ボタンを1つ押すだけで患者さんを磁場中心にポジショニングしてくれる技術,寝台を移動する際に患者さんが落ちないようにするアメニティなどが新たに搭載された。

Optima MR360とBrivo MR355は,省スペース,低コスト,ハイパフォーマンス,優れた操作性を兼ね備えた「Signa HDe」シリーズをベースに開発された。最大傾斜磁場強度33mT/mとスリューレート100という強力な傾斜磁場システムと,高い静磁場均一性を実現する高品質マグネットを搭載したほか,Analog/Digital変換をガントリ内で行うOptix Lite技術によってノイズを低減した。25kvAという低電源容量でありながらも,Signa HDeシリーズ以上の高いSNRを実現しており,また,局所磁場不均一を克服した新しい水脂肪分離技術“IDEAL”も搭載された。

このほか,患者テーブルは,部位ごとに最適化されたHDコイルを使用する脱着式と,テーブル内にコイルを埋め込みコイルの乗せ替えの労力が軽減できる固定式の2種類が用意され,操作性も,オペレーターの熟練度に合わせて簡易モードとエキスパートモードが選べるようになった。

今回,MRIコーナーでは新製品が多く,今年1月に日本で初めて販売されたMRガイド下集束超音波治療器「ExAblate 2000」も注目を集めた。子宮筋腫治療目的で薬事承認を取得しており,ExAblate 2000によってMRIで患部の位置や温度変化を常時確認しながら治療できるため,子宮筋腫を切らずに日帰りで治療可能になると期待されている。

Discovery MR750

Discovery MR750

新しいアメニティが搭載された寝台

新しいアメニティが搭載された寝台

   
Optima MR360/Brivo MR355

Optima MR360/Brivo MR355

ExAblate 2000。寝台内に集束超音波治療器が搭載されている。

ExAblate 2000。寝台内に集束超音波治療器が搭載されている。

 

●Spring of 2011

「Discovery MR750 3.0T」「Optima MR430s 1.5T」

● フラグシップモデルの新バージョンと四肢専用コンパクトMRI

Discovery MR750 3.0T(図2)

フラグシップモデルのDiscovery MR750に新しいアプリケーションが加わった新バージョンをリリースします。

  • 3D ASL(非造影頭部パフュージョン)
  • PROPELLER 3.0(全身での動き補正)
  • Inhance Delta Flow(非造影下肢MRA)
  • eDWI(TEの短縮など,進化した拡散強調画像)

 

などの新機能が撮像可能となります。

「G・O・L・D」テクノロジーによる高いハードウエアスペックを生かし,一層の高画質&高機能を発揮します。

図2 Discovery MR750 3.0T

図2 Discovery MR750 3.0T

 

*Discovery MR750 3.0T = ディスカバリーMR750,医療機器認証番号:221ACBZX00095000

Optima MR430s 1.5T(図3)

四肢専用の1.5TコンパクトMRIのOptima430sをリリースします。

  • 患者さんにとって非常に楽な姿勢で四肢のMRI検査が行えます。
  • 1.5Tの静磁場強度とSR300の傾斜磁場,領域専用コイルを生かし,手首,肘,膝を中心に高いクオリティの画像が撮像可能です。
  • 全身用1.5Tに比べて非常にコンパクトであり,省スペースでの設置が可能です。

 

図3 Optima MR430s 1.5T

図3 Optima MR430s 1.5T

 

*Optima MR430s 1.5T = オプティマMR430s 1.5T,医療機器認証番号:223ACBZX00003000

●2012

● 「Caring Design」を採用した被検者に優しい「Discovery MR750w 3.0T」

2012年2月に発表された最新鋭の3T MRIであるDiscovery MR750w 3.0Tが展示された。一目で新型とわかるガントリに木目調のパネルを施したDiscovery MR750w 3.0Tのデザインは,欧州GEヘルスケアによるもの。Caring Designと呼ばれるコンセプトをもとに開発され,ガントリの開口径を70cmとするなど,被検者に優しいMRIをめざしている。外観デザインには木目調のパネルのほか,LED照明を採用し,被検者の不安を和らげる配慮がなされている。また,テーブルストロークを長くすることで,頭部の撮像時にも足からガントリに入るフィートファーストを可能にしている。このテーブルには,低反発性素材を使った「ComfortPad」を採用しており,長時間の検査でも被検者の負担とならないようになっている。このほかにも,腹部コイルの軽量化を図り,頭部・頸椎の検査用のチルト台も装備している。

さらに,画質も進化している。新開発のRFコイル「GEM(Geometry Embracing Method)」を搭載し,形状の異なる3つのコイル素子をテーブルに配置した。また,0.27ppm@40cmDSVの磁場均一性を実現する新設計の静磁場マグネットと,位相比・振幅比のコントロールが可能なマルチドライブを搭載し,送信RF均一性により高画質化を図っている。

アプリケーションでは,新たに「IDEAL-IQ」と「3D ASL」を搭載した。IDEAL-IQはMRIでは初となる肝臓などの脂肪含有率をマッピングする。3D ASLは頭部の非造影パーフュージョン撮像のアプリケーションである。

このほか,注目されるMRエラストグラフィ技術である「MR-touch」が紹介された。Active DriverとPassive Driverという装置(日本国内薬事未承認)を組み合わせて振動を与えることで,肝臓での振動の伝搬を画像化するものである。

欧州GEがデザインを担当したDiscovery MR750w 3.0T

欧州GEがデザインを担当したDiscovery MR750w 3.0T

MR-touchのためのActive Driver(左)とPassive Driver

MR-touchのためのActive Driver(左)とPassive Driver

 

●2013

● Caring Designをコンセプトとした新製品「Optima MR360 Advance」「Brivo MR355 Inspire」を展示

Caring Designが採用されたOptima MR360 Advance 1.5T

Caring Designが採用された
Optima MR360 Advance 1.5T

同社はここ数年,“ヒューマナイジングMR”を開発コンセプトに取り組んできたが,今回は新製品として「Optima MR360 Advance 1.5T」と「Brivo MR355 Inspire 1.5T」が展示された。患者さんへのやさしさを追究し,人間工学に基づいたCaring Design(ケアリングデザイン)をコンセプトとしている。両手で包み込むような外観にはウッドパネルが採用されているほか,装置前面には明るいLEDライトを配置するなど,柔らかいトーンを演出。また,ガントリ開口部にはワイドフレアというラッパ型のデザインが採用されており,最も開口径の狭い部分が短くなることで60cmのボア径でも70cmボアに劣らない開放感が得られ,同時に高い磁場均一性を実現した。寝台は49cmの高さにまで降下可能で,高齢者や身体の不自由な患者さんでも容易に乗り降りが可能となった。

Optima MR360 Advance 1.5Tは,プレミアム〜クリニカルの装置として位置付けられており,アプリケーションの面でも“Needle-Free”をコンセプトに患者さんへのやさしさが追究されている。頭部の脳灌流を非造影で3D撮像可能な“3D ASL”のほか,肝臓組織の硬さをカラー表示するMRエラストグラフィ“MR Touch”,肝臓の脂肪含有率をマッピングできる“IDEAL-IQ”,非造影MRA“Inhance”など,非侵襲アプリケーションが多数搭載された。経済性にも優れており,必要電源容量は25kVAですむなど,高機能と高い経済性を両立している。一方,Brivo MR355 InspireはOptima MR360 Advanceの兄弟モデルであり,よりクリニカルな場面で有用性を発揮する装置となっている。

このほか会場には,日本国内薬事未承認の“Silent Scan”が体感できるコーナーが設置された。Silent Scanは撮像音を大幅に低減するだけでなく,TEによって水分子が広がることによる信号の低下を,TEを0にすることでなくす“0 TEイメージング技術”が採用されており,特にMRAの画質が大幅に向上する。従来のMRAではまったく改善できなかった部分であり,臨床稼働への期待は大きい。

2012年に提供が開始されたMRマンモグラフィ“MR Touch”

2012年に提供が開始された
MRマンモグラフィ“MR Touch”

Silent Scanの実際の音が体感できるコーナーが設けられた。

Silent Scanの実際の音が体感できる
コーナーが設けられた。

 

●2014

● 日本国内でも導入施設を増やす静音技術“SILENT SCAN”や最新ソフトウエア“DV24”を紹介

ワイドボアでハイエンドの性能を持つDiscovery MR750w 3.0T Expert

ワイドボアでハイエンドの性能を持つ
Discovery MR750w 3.0T Expert

専用のプレゼンテーションルームが設けられたMRIのコーナーでは,同社のハイエンド装置である「Discovery MR750w 3.0T Expert」が展示された。室内では,Discovery MR750w 3.0Tに搭載される静音技術のSILENT SCANと豊富なアプリケーションがラインナップされたソフトウエアDV24が紹介された。
2013年9月に“音のしないMRI検査を可能にする”をうたい発表されたSILENT SCANは,“Humanizing MR”という同社MRIの技術開発コンセプトに基づき,被検者に優しい技術として開発された。専用のソフトウエア“Silenz”により磁場傾斜コイルの振動を抑えた撮像を可能にする。このSilenzは高速・高安定の電源システム,高速スイッチングが可能なRFコイル技術と相まって,MR室の環境音に対して3dB以下の音に抑えることができる。対応する装置は,Discovery MR750w 3.0T Expertと1.5T MRI「Optima MR450w 1.5T Expert」の2機種。既設の装置にもバージョンアップで対応する。発表から半年を経た2014年4月の時点で,日本国内では29台のSILENT SCAN搭載装置が稼働している(Discovery MR750w 3.0Tが18台,Optima MR450w 1.5Tが11台)。臨床現場からの評価も高く,鎮静によるリスクが問題となっている小児検査において,鎮静剤を用いずに安静な検査を行える可能性があるという。また,脳動脈瘤のステント留置術後のフォローアップで,SILENT MRAが磁化率の影響を受けずに良好に血流を描出できることが紹介された。(※SILENT MRAは750w Expertのみ対応)
プレゼンテーションルーム内でPRされたもう1つの技術であるDV24は,Discovery MR750w 3.0TとDiscovery MR750 3.0T,Optima MR450w 1.5Tに搭載されるソフトウエア。“FOCUS”“3D PROMO”“Body Navigators”“SWAN 2.0”“Black blood SSFSE & PS-MDE”“MAVRIC SL”といったアプリケーションがある。
FOCUSは,スライス全体を隆起させる通常の隆起法と異なり,局所のみを隆起させることで,DWIやDTIにおいて分解能が高く,歪みの少ない画像を得られるようになる。3D PROMOは,3D撮像における体動補正を行うアプリケーション。被検者の体動がある場合,従来はアーチファクトが出ていたが,3D PROMOにより体動の影響のない画像を得ることができる。これにより検査の適応が広がると期待される。また,Body Navigatorsは,横隔膜同期を高精度に行い,呼吸同期の成功率を高める。トリガリングとゲーティングの2モードがある。

SILENT SCAN導入施設一覧

SILENT SCAN導入施設一覧

 

充実したDV24のアプリケーション

充実したDV24のアプリケーション

 

●2015

● 画期的なアプリケーション“MAGiC”を搭載した日本発の3T装置SIGNA Pioneer

“SIGNA Returns”をテーマに掲げ,ブランド名の復活をアピールしたMRIコーナーでは,その象徴とも言える新型3T MRIのSIGNA Pioneerを国内で初披露。さらに,SIGNA PET/MRが置かれたほか,1.5T MRIのSIGNA Explorerのスケールモデルも展示された。
第100回北米放射線学会(RSNA2014)でも大々的に発表されたSIGNA Pioneerは,日本における“KIZUNAプロジェクト”により,国内のユーザーの声を生かして開発された3T MRI。日本から世界に向けて発信していく“IJFG(In Japan For Global)”製品である。最新技術を搭載し,優れた設置性と経済性を実現しており,快適な検査を可能とする。最新技術であるアプリケーションのMAGiC(MAGnetic resonance image Compilation)は,MRIの検査効率の向上を追究。1回の撮像でT1強調画像,T2強調画像,STIR,T1 FLAIR,T2 FLAIR,プロトン密度画像(PD)を得ることができる。同社では,これにより従来の撮像時間を1/3に短縮し,約5分で上記の6シーケンスの画像を得られ,検査の効率化を図れると説明している。ブース内では,このMAGiCの仕組みを理解しやすくするためのゲームコーナーが設けられた。
SIGNA Pioneerにはこれ以外にも新技術が投入された。アナログ信号をデジタル信号変換するための新技術“DDI(Direct Digital Interface)”は,本体側に97chのレシーバーチャンネル(AD変換機)を持たせ,1chごとにデジタル変換して高画質化を図っている。また,内蔵のBodyコイルとSurfaceコイルの同時受信を行う“DST(Digital Surround Technology)”を採用。高いSNRとともに,深さ方向の信号強度の均一性が向上した。さらに,SIGNA Pioneerは,30m2という1.5T MRIと同等の設置面積を実現し,消費電力も従来機の約50%に削減。寝台は,昇降が困難な高齢者の負担を軽減するよう,52cmまで下げることができる。
同社初のガントリ一体型のPET/MRIであるSIGNA PET/MRは,「Discovery MR750w 3.0T」をベースに設計され,60cmの開口径を持つ。PETとMRIの同時データ収集が可能である。PETには新開発の半導体検出器の“SiPM(シリコンフォトマルチプライヤー)”を採用しており,21cps/kBqという高い感度を実現。TOF-PETによるSNRの高い高画質画像を得られる。
静音技術の“SILENT SCAN”が可能な1.5T装置の新製品SIGNA Explorerは,デジタル光伝送技術の“OpTix”,体動補正を行う“PROPELLER 3.0”,横隔膜同期を行う“Body Navigator”など上位機種の技術が採用されている。これにより高画質が図られているとともに,動きのアーチファクトを抑えて再撮像のリスクを減らし,高齢者や小児の検査にも柔軟に対応できる。また,金属アーチファクトを低減する“MAVRIC SL”も搭載されている。もう1台の1.5T装置SIGNA Creatorは,SIGNA Explorer同様に上位機種の技術を採用しており,“3D ASL”などのアプリケーションが使用可能。電源容量は25kVAで,省電力で運用できる。
このほか,LIVERコーナーでは紹介されたMR Touchは,“アクティブ・ドライバー”と“パッシブ・ドライバー”により肝臓に振動を与え,その堅さを画像化して,肝疾患の進行度を非侵襲に診断できる。

日本開発の新型3T装置「SIGNA Pioneer」

日本開発の新型3T装置「SIGNA Pioneer」

人だかりができ関心の高さがうかがえるMAGiCのコーナー

人だかりができ関心の高さがうかがえる
MAGiCのコーナー

   
TOF-PETが可能な「SIGNA PET/MR」

TOF-PETが可能な「SIGNA PET/MR」

「SIGNA Explorer」には上位機種の技術を採用

「SIGNA Explorer」には上位機種の技術を採用

   
MRエラストグラフィのための“MR Touch”

MRエラストグラフィのための“MR Touch”

 

 

●2016

● “MAGiC”や“SILENT SCAN”などの技術の進化をアピール

MRIコーナーでは,2014年の北米放射線学会(RSNA2014)で発表され,前回のITEMで国内初披露された3T MRI「SIGNA Pioneer」が展示された。さらに,1回の撮像で7つのコントラストの異なる画像が得られる“MAGiC”や静音技術である“SILENT SCAN”のほか,最新アプリケーションが紹介された。
SIGNA Pioneerは,日本が開発・製造を行う“In Japan For Global”製品。コンパクトかつ検査効率に優れ,かつ高画質を求める日本のユーザーの意見を取り入れて開発された。その最大の特長である撮像技術MAGiCは,前回発表時には,1回の撮像でT1,T2,STIR,T1 FLAIR,T2 FLAIR,PDの6つのコントラスト画像が取得できていたが,その後さらに進化し,新たにdouble IR(DIR)に対応した。1回の撮像時間は5~6分程度で,ユーザーが任意で設定するTR,TE,TIのパラメータでコントラストが計算処理される。また,コンソールではマウス操作でコントラストを調整できる。
静音技術であるSILENT SCANは,専用ソフトウエアの“Silenz”と高安定電源システム,高速スイッチングが可能なRFコイル技術により,頻繁な電流の切り替えをなくし,検査環境音+3dBまでに音を低減した。さらに,SILENT SCANのシーケンスで,ASL法をベースにしたzero TE MRAは,TEを0にすることで血流による位相分散がなく,血管の屈曲した部分も血流の乱流による信号低下を防ぎ,明瞭に描出する。
このほか,ブース内では,非造影MRパーフュージョン撮像シーケンスの3D ASL法,動き補正技術“PROPELLER 3.0”と横隔膜同期技術“Body Navigator”,金属アーチファクトを低減する“MAVRIC-SL”などが紹介された。

日本開発の3T MRIのSIGNA Pioneer

日本開発の3T MRIのSIGNA Pioneer

 

double IR(DIR)が可能になったMAGiC

double IR(DIR)が可能になったMAGiC

 

●2017

●研究用途にも対応するハイエンドクラスSIGNA Architectや“SIGNA Works”などの最新技術をアピール
2016年の国際磁気共鳴医学会(ISMRM)で発表され,北米放射線学会(RSNA)でも大きな注目を集めたSIGNA Architectが,日本国内で初披露された。臨床だけでなく研究ニーズにも応える3T MRIで,「Discovery MR750w 3.0T」の上位機種に位置づけられる。フルデジタル装置として,“TDI(Total Digital Imaging)RFテクノロジー”と呼ばれる第二世代のデジタルRF技術を採用。SNRが同社のアナログMRIより最大59%,デジタルMRIより最大27%向上する。撮像技術のプラットフォーム “SIGNA Works” の1つである “HyperWorks” と呼ばれる各種アプリケーションを搭載。このHyperWorksには圧縮センシング(compressed sensing:CS)“HyperSense”やmulti-band MRIの“HyperBand”などの高速撮像アプリケーションが用意されており,臨床的に有用な画像を短時間で取得できる。さらに,1秒間に6万2000枚の画像処理を行う“高速リコンストラクションエンジン”や“エクスプレス患者テーブル”,画像解析処理を本体コンソールで行う“READY View”により,検査のスループットを向上する。このほか,“reFINE”と呼ばれる部位ごとに信号を補正し画質を向上する技術や,アーチファクトを抑える技術など,ハイエンド装置にふさわしい技術が搭載され,高精度の画像を安定して得ることができる。
さらに,SIGNA Architectに組み合わせる「48チャンネルヘッドコイル」も紹介された。従来の頭部用コイルよりSNRが最大51%向上するほか,被検者の負担を軽減する鏡が取り付けられるなどの工夫が施されている。
2015年に発売されたSIGNA Pioneerが,バージョンアップした。日本ユーザーの意見を基に開発された開口径70cmのワイドボア装置で,発売当初は1回の撮像で6種類のコントラスト画像が得られる“MAGiC”を搭載し話題を呼んだ。新バージョンでは,Productivityを向上させるGEMR共通のプラットホームであるSIGNA Worksが採用され,HyperSenseなどの最新撮像アプリケーションが搭載可能になり,検査時間の短縮が可能である。また,静音化技術である“SILENT SCAN”も2.0へと進化し,さらなる撮像時間の短縮とコントラスト拡張が図れる。
2016年11月に発表された1.5T MRIのSIGNA Voyagerは,SIGNA Pioneerと同じ筐体を採用。70cmの開口径と56cmのテーブル幅,テーブル最低高52cmなど,被検者にとって優しく,検査者にとってもセッティングが容易な装置になっている。幅広いテーブル幅はよりよい撮影ポジショニングを可能とし,整形領域でのオフセンターの撮像で有効である。また第二世代のデジタルRF技術TDI(Total Digital Imaging)を搭載しSNRを向上。 “IDEAL”や“MAVRIC-SL”など,MRの課題であるアーチファクトを抑え,高精度の画像が得られるアプリケーションも搭載した。

研究用途にも対応した「SIGNA Architect」

研究用途にも対応した「SIGNA Architect」

「48チャンネルヘッドコイル」はSNRが従来製品から最大51%向上

「48チャンネルヘッドコイル」はSNRが従来製品から最大51%向上

   
“SIGNA Works”を組み込んだ「SIGNA Pioneer」

“SIGNA Works”を組み込んだ「SIGNA Pioneer」

 

 

●2018

●MRIコイルの白眉“AIR Technology”が注目を集めたほか,“SIGNA Works”搭載の1.5T MRI2製品を発表
MRIのコーナーでは,2016年,2017年のRSNAで話題を呼んだ最新コイル技術であるAIR Technologyが,満を持してITEM会場で披露された。今までの体幹部のコイルと言えば,ウレタン素材で体にフィットさせにくい硬さがあったが,AIR Technologyでは大幅に小型化した基盤と細いワイヤの組み合わせにより,ブランケットのように柔らかくすることができた。重量も,従来のコイルは1チャンネルあたり175gであったが,45gという軽量化を実現している。さらに,コイル素子同士がオーバーラップ,アンダーラップの状態であっても効率的に信号を収集するため,フェイズドアレイコイルよりもコイル素子の密度を高くでき,深部の感度が向上。多チャンネル化が可能となった。この技術によって,48チャンネルの頭部コイルでは,スペーサーを入れてサイズを変更でき,被検者に体格に合わせた検査が行える。また,体幹部用のコイルは,柔らかさを生かして被検者の体に密着させることができ,画質の向上にも寄与する。このAIR Technologyは,まず3T MRIから搭載される予定で,48チャンネルヘッドコイルのみ,すでに「SIGNA Architect」のオプションとして展開されている。
また,ITEMに合わせてMRIが2機種発表された。「SIGNA Voyager G2」と「SIGNA Artist」で,ともに1.5T装置である。このうち,ITEM会場内ではSIGNA Voyager G2が展示された。SIGNA Voyager G2は,2016年に11月に発売されたSIGNA Voyagerの後継機種。G2は第2世代(Generation 2)を意味する。初代は,日本の技術者が開発に携わり,国内ユーザーの声を取り入れた,まさに“Partners for Better Health”を体現した装置であった。G2は,初代同様ガントリの開口径が70cmというワイド設計。寝台の幅も56cmという広さを確保している。これにより,大きな体格の被検者でも安心・快適な検査環境を実現した。また,寝台の昇降において最低高を52cmとして,高齢者や小児でも乗り降りをしやすくした。一方で,マグネットには,静磁場均一性,傾斜磁場,RFというMRIの性能に重要な3要素に最新技術を採用。高画質を得ることができる。また,“インテリタッチ”により,テーブルサイドに触れるだけで撮像中心の設定ができるので,セッティングが容易になり,検査のスループットが向上する。
もう1台の新製品であるSIGNA Artistは,研究用途にも対応する1.5T MRIのハイエンド装置。ガントリ開口径は70cmとなっている。第2世代のデジタルRF技術である“TDI(Total・Digital・Imaging)”により,高いSNRを実現。高分解能画像が得られる。寝台は脱着式のものを採用している。
今回発表された両機種とも,画質,スピード,ワークフローを向上し,MRI検査の生産性を向上させるプラットフォーム“SIGNA Works”を搭載する。SIGNA Worksは,頭頸部用“NeuroWorks”,体幹部用の“BodyWorks”,循環器領域用の“CVWorks”といった領域別に加え,MRI検査の生産性を向上させる高速撮像のアプリケーションが用意されている。“HyperWorks”と名付けられた高速撮像のアプリケーション群のうち“HyperSense”は,圧縮センシング(compressed sensing:CS)とパラレルイメージング法の“ARC”を組み合わせたもので,体動補正技術の“PROPELLER MB”を併用した場合に30〜50%程度,3D撮像の場合に50%以上,画質を損なうことなく撮像時間の短縮が可能である。また,局所ボリューム撮像技術の“HyperCube”も,FOVを絞った高速撮像により高分解能画像が得られるアプリケーションである。さらに,“HyperBand”は,マルチバンドRF励起技術を用いたアプリケーションで,拡散強調画像の撮像において多断面を同時に隆起させることでスキャン時間を短縮する。
このほか,SIGNA Worksには,静音化撮像技術の“SilentWorks”,心臓領域向けアプリケーションとして3D心筋シネ画像を高速撮像する“Vios3D”とVios3Dに血流情報を追加した“Vios4D”,また頭部領域で複数のコントラスト画像を一度に得られる“MAGiC”やコンソール上で高度な解析を行える“READYView”などのアプリケーション群“ImageWorks”がある。

ブランケットのような“AIR Technology”の体幹部用コイル

ブランケットのような“AIR Technology”の体幹部用コイル

 

スペーサーでサイズを調節可能な48チャンネルの頭部コイル

スペーサーでサイズを調節可能な48チャンネルの頭部コイル

 

“AIR Technology”のコイル(左)と従来のコイル(右)

“AIR Technology”のコイル(左)と従来のコイル(右)

 

ガントリ開口径70cmの「SIGNA Voyager G2」

ガントリ開口径70cmの「SIGNA Voyager G2」

 

圧縮センシングのアプリケーションである“HyperSense”

圧縮センシングのアプリケーションである“HyperSense”

 

●2019

●ブランケットのような柔軟性で高画質と快適性を両立する“AIR Technology”
Edisonとともに,もう一つ同社のブースで注目を浴びていたのが,MRIの最新コイル技術“AIR Technology”である。歴史と実績のあるGEのMRIだが,開発陣の慧眼が,今までにない新しいコイルを創造したと言えるだろう。RSNA 2017で発表され,前回のITEMでも話題を呼んだAIR Technologyがいよいよ製品版として登場した。AIRとは,“Adaptive Imaging Receive”の略で,従来のコイルと比べて,“空気”を連想するような軽量化を実現している。開発に当たっては,素材など多くの技術を刷新。細くて柔軟性のとんだ“INCAワイヤ”や,省電力でシンプルな回路の“e-Modeプリアンプ”を採用した。
この新しいコイル設計により,従来のフェイズドアレイコイルで発生していたコイル素子間での電気的干渉を大幅に低減。腹部や四肢に対応する“AIR Anterior Arrayコイル”では,コイルを基板に固定する必要がなくなり,柔軟性を確保。折り曲げたり,畳んだりすることが可能なブランケットのようなコイルに仕上がった。これによって,身体に密着させられるようになったほか,部位によらず装着できるようになり,被検者の負担も大幅に軽減する。また,密着性が高まることで,画質も向上する。さらに,コイル素子数は増加しているものの1チャンネル当たり45gという軽量設計となっており,従来に比べて60%以上の軽量化を実現している。
このAIR Technologyは,頭部用の“48ch AIR Headコイル”もラインアップしている。被検者の頭部のサイズに応じて厚さ3cmのスペーサーを入れることができ,非磁性体の酸素マスクをした状態での撮像が可能になるなど検査の適応を広げ,被検者の負担軽減も図れる。さらに,ブース内では,技術コンセプトとして,ジャケットタイプや術中MRIで使用できるタイプ(W.I.P.)などを展示。今後のバリエーション拡大の可能性を示した。AIR Technologyは,現在,3T MRI「SIGNA Architect」と「SIGNA Pioneer」に対応している。
このほか,MRIのコーナーでは,歪みの低減・補正を行うDWIのアプリケーション“MUSE”と“PROGRES”を紹介した。MUSEは,ショットごとの位相ズレを補正することで,歪みを抑えた高分解能画像を得ることが可能である。一方,PROGRESは,B0の不均一などが原因で生じる画像の歪みを補正する。これらのアプリケーションは,今後リリースを予定しているソフトウエアの最新バージョン“DV27”に搭載される。

“INCAワイヤ”など“AIR Technology”の革新的な技術を展示

“INCAワイヤ”など“AIR Technology”の革新的な技術を展示

 

軽量かつ柔軟性に富み,画質向上も期待できる“AIR Anterior Arrayコイル”

軽量かつ柔軟性に富み,画質向上も期待できる“AIR Anterior Arrayコイル”

 

スペーサーにより被検者の適応を広げる“48ch AIR Headコイル”

スペーサーにより被検者の適応を広げる“48ch AIR Headコイル”

 

DWIにおける画像の歪みを補正し高画質する“PROGRES”

DWIにおける画像の歪みを補正し高画質する“PROGRES”

 

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