オプティムの医療・介護向けプラットフォームを用いた 訪問介護看護サービス向けソリューション 「ほのぼのTV通話システム」, エヌ・デーソフトウェアより提供を開始

2018-12-25

介護


AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである(株)オプティムは,オプティムの医療・介護向けプラットフォームを用いて構築された,訪問介護看護サービス向けソリューション「ほのぼのTV通話システム」が,エヌ・デーソフトウェア(株)※1より全国の訪問介護・看護事業者向けに提供することを発表した。

■背景

日本では,団塊の世代が2025年に75歳以上となり,高齢化大国となる問題を抱えている※2。高齢化に伴って労働人口は減少し,超高齢化社会に対応が難しくなり,医療および介護サービスの供給が追い付かなくなる状況が予想され,喫緊の課題となっている。

政府は上記の流れを受け,2025年に向けて,重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で介護や医療,生活支援サポートおよびサービスを受けることができるよう,住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築を目指している※2。このシステムの中核として,厚生労働省は訪問介護と訪問看護の両方に対応し,利用者の定期巡回と随時対応を行うサービスとして「定期巡回・随時対応サービス」を創設しました。そのため,介護・看護を提供する多くの施設は定期巡回・随時対応型訪問介護看護に対応できる環境を整えることが急務となっている。

■「ほのぼのTV通話システム」とは

「ほのぼのTV通話システム」とは,オプティムの医療・介護向けプラットフォームを用いて構築された訪問介護看護サービス向けソリューション。「ほのぼのTV通話システム」では,(株)ナカヨ※3の電話機端末を活用して訪問介護・看護を支援し,利用者は「受話器を取る」,「ボタンを押す」といった簡単な操作だけで本サービスを利用することができる。端末には画面が組み込まれているため,利用者と利用者の担当スタッフは互いに顔をみながらビデオ通話が行える。
また,緊急通報・通報転送・安否確認などの機能があるため,利用者と利用者の担当スタッフが離れた場所に居ても,利用者の緊急事態を検知でき,利用者の担当スタッフの訪問回数を減らすことができるなど,訪問介護・看護サービスの向上と,業務の負荷軽減や効率化を実現することが可能である。

◆「ほのぼのTV通話システム」利用イメージ

「ほのぼのTV通話システム」利用イメージ

 

「ほのぼのTV通話システム」は,以下の機能を提供する。

●緊急通報機能
利用者から緊急通報ができ,利用者の担当スタッフに発信してTV通話を行うことができる。

●転送機能
利用者からの緊急通報を利用者の担当スタッフが一定時間受話できなかった場合,次の担当者を呼び出すことができる。

●安否確認機能
利用者側端末の安否確認ボタンが押されているされているかどうか確認することができる。

●通信異常通知機能
利用者側端末との通信状況を常時確認し,利用者の担当スタッフの端末に通知する。

「ほのぼのTV通話システム」についての詳細は,以下のWebサイトを参照。
「ほのぼのTV通話システム」サービスページ:
https://www.ndsoft.jp/product/honobonotvphone/

※1 本社:山形県南陽市,代表取締役社長:佐藤 廣志
※2 出典:厚生労働省ウェブサイト
ホーム>政策について>分野別の政策一覧>福祉・介護>介護・高齢者福祉>地域包括ケアシステム,「1.地域包括ケアシステムの実現へ向けて」より。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/
※3 本社:群馬県前橋市,代表取締役執行役員社長:谷本 佳己

 

●問い合わせ先
(株)オプティム
https://www.optim.co.jp/

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