カナミックネットワークと平和テクノシステムがIoT連携の仕組みを介護施設向けに共同開発。リエイが運営する介護付有料老人ホームにて導入を開始

2019-5-29

介護

カナミックネットワーク


(株)カナミックネットワーク(以下「同社」)と(株)平和テクノシステム(以下「平和テクノシステム」)は,介護施設現場の負担軽減並びに施設職員間での情報共有による業務効率化を目的としたIoT連携の仕組みを共同開発し,販売開始に先駆けて(株)リエイ(以下「リエイ」)が運営する,介護有料老人ホーム「コンシェール徳丸」への導入を開始する。

●介護施設向けIoT連携システムについて

同社と平和テクノシステムは,介護施設現場の業務負担軽減を図るために,両社の得意とするサービス領域を活かしたIoT連携システムの共同開発を行った。これにより,入居者情報等の管理や介護記録,請求業務,ナースコール対応や見守りセンサー等から異常を検知した際の対応と,これまで分断された環境によって生じていた業務の負担を大幅に改善する仕組みを構築した。
両社が共同開発したIoT連携システムは介護現場の業務改善ソリューションパッケージとして展開を開始する。それに先駆けて,両社のクライアントであるリエイが運営する,介護付有料老人ホーム「コンシェール徳丸」にて本IoT連携システムの導入を開始する。

■業務システムとIoT連携のイメージ図

概要図

概要図

 

■「カナミッククラウドサービス」について
超高齢社会に求められる「地域包括ケアシステム」の実現に寄与するために,地方自治体や医師会及び介護サービス事業者向けの多職種間連携を可能にする地域連携型クラウドサービス。多職種他法人間の連携を目的とした情報共有システムと,介護事業者向けの介護現場の業務効率を改善させる為の業務システムを提供している。

■「平和テクノシステム」 について
平和テクノシステムは,高まる介護業界への通信設備の需要をふまえて,自社開発システムである第三のナースコール「Yuiコール」を展開している。
「Yuiコール」は従来別々に必要だった「ナースコール」や「PHSコードレス」・「業務用電話」のシステムを一体化することで低コストを実現した小規模施設でも対応可能なナースコール。これまでのナースコールにはない高い拡張性を持つ画期的なナースコールとして,数多く導入されている。

■「リエイ」 について
リエイは,(1)企業,各種団体の福利厚生施設への給食を主とする生活管理を全国501カ所に展開する(ライフサービス事業)(2)グループ全体・年間約1,300万食を提供する(フードサービス事業)(3)コミュニケア24ブランドで全国50カ所展開する(介護サービス事業)(4)介護を中心に生活サービスを中国などアジアに展開する(海外事業)と,幅広い分野で生活サービス事業を展開している。

 

●問い合わせ先
(株)カナミックネットワーク
https://www.kanamic.net/

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