メディカル指南車,AIが画像診断の知識・経験,症例を提供する “画像診断ナレッジサービス「読影指南」”が App Storeにて配信開始

2021-11-8

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simu.Doc 画像診断シミュレータ

特定非営利活動法人メディカル指南車は,“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”で最初に利用する「胸部X線simu.Doc基礎編」をApp Storeで提供を開始した。

【App Store】
https://apps.apple.com/jp/app/id1542026106

1.画像診断ナレッジサービス「読影指南」について
現代医療において胸部X線などは内科で最初に行われる画像診断であり,正しい診断や治療のために不可欠な手段である。しかし医療機関によっては画像診断の精度に「ばらつき」が大きいのが現状。そこでそのばらつきを均質化してすべての医療機関で質の高い画像診断が提供できるように,大学病院が保有している豊富な知識・経験や症例をコンピュータ(AI)に理解させ,オンラインですべての医療従事者と共有することができるサービスが”画像診断ナレッジサービス「読影指南」”である。このサービスの普及により,すべての患者に対して疾患の早期発見による健康長寿やQOLの向上を提供することができる。

2.これまでの取り組み成果
“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”は2018年にCSOアワードで大阪市長賞を受賞し,2019年度からサービス提供を始めた。これまでに兵庫県立加古川医療センターにおける研修医の臨床研修や,鈴鹿医療科学大学における診療放射線技師の教育などに利用されている。また英語版”Diagnostic Imaging Tutor”はフィリピン呼吸器医学会の臨床研修や,ガットアンドリュース記念病院(マニラ)における放射線技師の教育に利用され高い評価を得てきた。
これまで”画像診断ナレッジサービス「読影指南」”はオンラインサービスとして提供してきた。しかし,スマホアプリに親しんでいる若手医療従事者からの「スマホで使いたい」との要望があり,画像診断を習得するために最初に利用する「胸部X線simu.Doc基礎編」をApp Storeで提供を開始した。

3.賛助会員(協業パートナー)の募集について
臨床現場で症例画像を取り扱う必要のある医療従事者は全国で約20万名いる。これら多くの医療従事者の画像診断における負担を軽減すべく,AIが画像診断の指導を行う“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”を提供している。医学生,研修医,研修施設,教育施設などで活用されている。また英語版”Diagnostic Imaging Tutor”はフィリピンにおいて呼吸器学会などの研修に用いられている。国内外問わず臨床現場への普及促進に協力してくれるパートナーを募集している。

 

●問い合わせ先
特定非営利活動法人メディカル指南車 事務局
副理事長 笹井浩介
TEL 06-6944-4708
(受付時間:平日10:00-18:00)
(在宅勤務が多いので留守電になっている場合は090-5013-1128まで連絡)
e-mail:info@medicalshinansha.or.jp
https://www.medicalshinansha.or.jp/

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