コニカミノルタ,ベトナム社会主義共和国/ベトナムにおける呼吸器疾患対策に資するX線動態解析×AIデジタル診断基盤の社会実装実証事業が,経済産業省の令和7年度補正グローバルサウス 未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択
呼吸器疾患対策に貢献するとともに,AIを活用した「X線動態」の高度化を推進

2026-9-29

コニカミノルタ


コニカミノルタ(株)(以下 コニカミノルタ)は,2026年6月30日,ベトナムにおける呼吸器疾患対策に資するX線動態解析×AIデジタル診断基盤の社会実装実証事業が,経済産業省の令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)に採択されたことを発表した。
今回,採択された事業では,ベトナムにおいて,簡便・低侵襲な「X線動態解析」とイメージングAIを活用した呼吸器疾患のデジタル診療基盤の構築を検証する。
コニカミノルタは,本実証を通じて「X線動態」の社会実装に向けた有効性・導入価値を検証し,呼吸器疾患対策への貢献と医療従事者の負担軽減を目指す。

■令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(小規模実証・FS事業)特設ホームページ
https://r7h-gs-hojo-web-fspoc.jp/

【背景】

コニカミノルタは2025年10月,ベトナム国家イノベーションセンター(Vietnam National Innovation Center)およびベトナム大手ICT企業FPTコーポレーション傘下のFPTソフトウェアジャパン(株)(本社:東京都港区,社長:ド・ヴァン・カック)と,「X線動態解析」およびAIを活用したデジタルヘルスケア共同研究の検討に関する基本合意書を締結した。今回採択された事業は,その取り組みを具体化し,実証フェーズへと発展させるものである。
ベトナムでは,肺がんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)をはじめとする呼吸器疾患への対応が重要な社会課題となっている。ベトナムをはじめとする東南アジア地域では医療需要の拡大が続く一方で,地域によっては高度な医療機器へのアクセスが限られていることから,早期発見や診断精度の向上に資する簡便な医療技術への期待が高まっている。

【コニカミノルタの「X線動態」を活用した取り組み】

「X線動態」は,X線で撮影した連続画像を高速に取得し,臓器などの動きを動画として可視化できるコニカミノルタ独自のX線撮影技術である。呼吸や心拍,関節の動きなどを詳細に観察することができるため,診断に有用な情報を静止画よりも多く提供する。胸部単純X線画像の正面・側面2枚分程度の線量で動的情報を取得できる点も大きな特長である。また,高度な画像処理・解析モードを備えており,単なる動画表示にとどまらない機能的評価により,従来の単純X線撮影では得られない機能情報を視覚化・解析することができる。「X線動態」の価値を最大化するためには,撮影した動画像に対してAIを活用して処理・解析する技術をさらに高度化していくことが重要である。
本実証事業では,ベトナムの医療機関において「X線動態」の価値を検証するとともに,実証を通じて得られるデータや知見を活用し,AIを用いた解析技術のさらなる向上を目指す。これらの取り組みによって,コニカミノルタはベトナムにおける呼吸器疾患対策に貢献していく。

「X線動態」のイメージ図

 

「X線動態解析」および「X線動態」は,コニカミノルタ(株)の商標または登録商標。

 

●問い合わせ先
コニカミノルタ(株)
https://www.konicaminolta.com/

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