ITEM2022 インフィニットテクノロジー ブースレポート 
画像診断支援AIをフル活用するプラットフォームなどグローバル企業としての実績に基づくソリューションを紹介


2022-5-6


インフィニットテクノロジーブース

インフィニットテクノロジーブース

韓国に本社を置くグローバルヘルスケア企業のインフィニットテクノロジーは,欧州や韓国での豊富な経験を生かし,医療現場に新しい価値をもたらすソリューションを提供している。主力製品である医用画像情報統合システム「INFINITT PACS 7.0」は,画像診断業務の効率化を最優先に開発された次世代ソリューション。ユーザーの要望などに応じて常に機能開発が進められており,ITEM2022では,近年進展が著しい画像診断支援人工知能(AI)とベンダーニュートラルに接続する“INFINITT AI Platform”にフォーカスを当てて紹介した。また,統合した診療情報を効率的に活用する「INFINITT Enterprise Imaging」などのソリューション群をアピールしたほか,被ばく線量管理システム「INFINITT DoseM」なども紹介された。

●「INFINITT PACS 7.0」に画像診断AIワークフローを組み込むベンダーニュートラルプラットフォーム“INFINITT AI Platform”

医用画像情報統合システムINFINITT PACS 7.0は,マウスの移動距離やクリック回数に配慮し,ストレスフリーな操作性を実現。また,静止画や動画,マンモグラフィ,心電図などを同一画面で確認でき,必要に応じて専門ビューアを起動,参照することも可能なほか,放射線業務で必要な機能を集約したワークリスト画面など,ユーザー目線での機能が充実している。さらに,PACSの起動とともに未読リストを表示,重要所見の見逃しを防ぐ既読管理機能を搭載する。
今回紹介されたINFINITT AI Platformは,マルチベンダーの画像診断解析ソフトウエアと接続し,DICOMデータを基に解析された結果をビューアやワークリストで表示する。疑わしい病変領域はヒートマップや輪郭で表示し,ワークリスト画面では,病変数や所見,陽性確率などが使用したAIソフトウエアなどとともに一覧で表示される。加えて,解析結果に基づいた検査の優先度を事前に設定し,表示する機能もある。検査種別や解析ソフトウエアごとの結果などをそれぞれの特性に合わせて取り込んで表示できるのが特長であり,画像解析AIの情報をフル活用できるソリューションである。韓国ではすでに多くの運用例があり,日本国内からの問い合わせも多いという。

INFINITT PACS 7.0の既読管理機能

INFINITT PACS 7.0の既読管理機能

 

ベンダーニュートラルな“INFINITT AI Platform”

ベンダーニュートラルな“INFINITT AI Platform”

 

疑わしい病変部領域は,ヒートマップと輪郭で示され,AI解析が行われた画像には脳のマークが表示される。

疑わしい病変部領域は,ヒートマップと輪郭で示され,AI解析が行われた画像には脳のマークが表示される。

 

病変数や所見,陽性確率,それに伴う検査の優先度などがワークリストで表示される。

病変数や所見,陽性確率,それに伴う検査の優先度などがワークリストで表示される。

 

●統合した診療情報の効率的な活用を可能にする「INFINITT Enterprise Imaging」

「INFINITT Enterprise Imaging」は,院内に分散して保管されている情報の一元管理と活用を支援するソリューション。放射線治療計画装置や病理検査などのデータを患者ベースで統合,表示でき,MDTによるチーム医療などにも活用できる。さらに,病理画像管理システム“INFINITT Digital Pathology Solution”では,放射線部門での経験を生かし,異なるフォーマットのWSI(Whole Slide Imaging)画像をDICOM化して標準化して保存・管理し,1つのビューアで参照することを可能にした。電子カルテや病理検査システム(LIS)と連携して患者情報や臓器,染色などの検体情報も一元管理することで,画像観察の効率を向上させる。
また,病理画像などのデータは容量が大きく,診療情報の活用を進める上では,画像管理の効率アップが課題となる。インフィニットテクノロジーでは,データのライフサイクルに合わせた運用ルールでストレージ管理を行う“Information Lifecycle Management”を提供しており,長時間経過したデータは安価なストレージに自動的に移動および圧縮させるなど,コストとパフォーマンスのバランスがとれた運用を実現する。

●海外での実績に裏付けられた被ばく線量管理システム「INFINITT DoseM」をアピール

INFINITT DoseMは,実効線量のシミュレーションなどにより被ばく線量の最適化を支援する。システムベンダーならではのニュートラルな対応が可能で,さまざまなモダリティから情報を取得できる。DRLsから外れた個別検査を表示し,線量が超過している場合は理由も併せて表示されるほか,患者別,検査別の線量レポートを自動作成し,月間・年間単位でグラフやチャートを出力できる。さらに,CTの実効線量のシミュレーションや臓器線量の推計なども行える。同社のPACS導入先に限らず,INFINITT DoseM単体で導入されるケースもあるという。
また,異なるベンダーの治療計画装置データの一元管理・参照が可能な放射線治療計画統合管理システム「INFINITT RT PACS」も紹介された。

被ばく線量管理システム「INFINITT DoseM」。線量が超過したケースでは,下に理由も表示される。

被ばく線量管理システム「INFINITT DoseM」。線量が超過したケースでは,下に理由も表示される。

 

INFINITT DoseMでは,臓器線量の推計なども行える

INFINITT DoseMでは,臓器線量の推計なども行える

 

放射線治療計画統合管理システム「INFINITT RT PACS」

放射線治療計画統合管理システム「INFINITT RT PACS」

 

●お問い合わせ先
社名:株式会社インフィニットテクノロジー
住所:〒110-0005 東京都台東区上野2-14-27上野の森ファーストビル6階
TEL:03-6806-0317
URL:www.infinitt.co.jp


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