RSNA2013 シーメンス - US
モニタを含めてプラットフォームを一新した「ACUSON S Family HELX Evolution」が登場

2013-12-4

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超音波


すべてを一新した超音波診断装置「ACUSON S Family HELX Evolution」

プラットフォームを一新した超音波診断装置
「ACUSON S Family HELX Evolution」

RSNA 2013 [第2日:12月2日(月)]

Siemens Healthcare(シーメンス)の超音波コーナーでは,同社のメインストリームのラインナップである「ACUSON S Family HELX Evolution」(日本国内薬事未承認)の新バージョンを中心に展示を行った。S Familyはシーメンスのハイエンド超音波診断装置のラインナップとして展開してきたが,今回,モニタを含めてプラットフォームを一新して登場した。新しいS Family HELX Evolution(以下HELX Evolution)では,液晶モニタが19インチから21.5インチワイドモニタにスケールアップし,画像の表示エリアも従来から最大で60%まで拡大切り替え可能となった。ハードウエアや画像処理系のエンジンを改良することで,既存のプローブを使用した場合を含めて大幅な画質の向上を図っている。HELX Evolutionでは,新しい造影超音波テクノロジーを搭載しており,Cadence Contrast Harmonic Imagingでは,高分解能な画像を実現し,後期相でも優れた描出が期待される。また,ワイヤレスにも対応し,無線による画像伝送を可能にした。

また,HELX Evolutionでは,従来のシーメンスのエラストグラフィ技術である,手押しによる“eSie Touch Elasticity Imaging”,音波照射による“Virtual Touch Imaging(VTI)”,剪断弾性波の計測によって硬さを定量化した“Virtual Touch Quantification(VTQ)”,さらに画像と定量情報の両方を同時に得る“Virtual Touch IQ(VTIQ)”を,従来通り利用できる。VTIQはこれまで,S3000のみの搭載だったが,HELX EvolutionではS2000でも利用可能だ。

RSNA 2013の展示では,HELX Evolutionに対応する新しい産科婦人科向けのプローブとして,軽量でエルゴノミクスデザインを採用したカーブドアレイボリュームトランスデューサー“7CF1”,軽量化しデリケートな検査に配慮した経腟経直腸用の“MC9-4”が紹介された。

エルゴノミクスデザインを採用した“7CF1”

エルゴノミクスデザインを採用した“7CF1”

経腟用の新しいプローブ“MC9-4”

経腟用の新しいプローブ“MC9-4”

 

RSNA 2012で発表され,大きな注目を集めたワイヤレス超音波診断装置「ACUSON Freestyle」(日本国内薬事未承認)だが,血管系のインターベンション用途に加えて,麻酔科や整形外科,IVRでの穿刺のための用途に向けた展開を行っている。手術環境では,ワイヤレスによる清潔性や,すぐに画像が得られる超音波装置のメリットを生かしたPOC(Point of Care)が期待されているが,ACUSON Freestyleはそれらにターゲットをあわせて展開していくという。日本では,薬事取得だけでなく電波法の認定が必要なことから,その両方のクリアに向けて対応を行っているとのことで,今後の動向が期待されるところだ。

ワイヤレス超音波診断装置「ACUSON Freestyle」

ワイヤレス超音波診断装置
「ACUSON Freestyle」

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