RSNA2025 GEヘルスケア - Women's Health
最新マンモグラフィ「Pristina Via」用3Dマンモグラフィ画像再構成技術「Pristina Recon DL」を発表
2025-12-3
3Dマンモグラフィ画像再構成技術
「Pristina Recon DL」
デジタルマンモグラフィ「Pristina Via」の
最新バージョン(薬機法未承認)
GE HealthCare(GEヘルスケア)のWomen’s Healthコーナーでは前回発表したデジタルマンモグラフィ「Pristina Via」の最新バージョン(薬機法未承認)のアンベールイベントを行い,新たに搭載されるディープラーニング技術を応用した3Dマンモグラフィ画像再構成技術「Pristina Recon DL」(薬機法未承認)をアピールした。RSNA 2025前に,米国食品医薬局(FDA)の承認を得たばかりの新技術で,乳房トモシンセシス(DBT)において,低線量での撮影でも高画質画像を得られる。ディープラーニング技術は高精度な3D画像再構成を行い,ノイズを抑えてアーチファクトを抑制する。Pristina Recon DLでは,合成2D画像とplaneとslabの3D画像の3種類の画像を出力する。従来,トモシンセシス画像の読影には時間を要していたが,Pristina Recon DLによって読影の負担軽減につながることが期待される。
「Pristina Recon DL」(薬機法未承認)により微細な石灰化や腫瘤の描出能が向上
Pristina Viaは日本国内では2025年4月に発表された。ゼロクリック撮影など患者に集中できるように優れた操作性を持つとともに,被検者に触れる箇所には丸みを持たせるなど快適性に配慮したデザインを特長としている。さらに,RSNA 2025ではコンソールの高さを上下調整できるなど改良が施された。日本人のような比較的身長の低いユーザーからの要望に応えたもので,検査者の体格に合わせた快適な作業環境を提供する。
さらに,Women’s Healthに関しては,人工知能(AI)技術の「ブラックボックス」問題に対する取り組みを紹介した。体験型展示室を用意して,ディープラーニングによる3D画像再構成について理解を深められるようにした。このほか,骨密度測定装置も展示。体組成測定機能を搭載するソフトウエア「enCORE」による骨密度,骨強度解析,メタボリックヘルスの総合的な評価などを紹介した。
AI技術の「ブラックボックス」問題に対する取り組みを紹介したThis is not black box
