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JRC2012 開幕 ─1年のブランクを経て開催 ─メインテーマは,「未来への先導─放射線診療の核心に迫り未来を展望する─」

2012-4-12

パシフィコ横浜

JRC2012が4月12日(木),パシフィコ横浜を会場に開幕した。昨2011年は,3月11日の東日本大震災の影響により,JRC(ITEM)は中止となり,代わりにWebサイトでの開催を行った。パシフィコ横浜での開催は2年ぶりとなり,改めてJRCの存在の大きさを認識させられた感がある。名残の桜を愛でながら,JRCのない春は二度と経験したくないという思いを強くした。

JRC2012のメインテーマは,「未来への先導─放射線診療の核心に迫り未来を展望する─」。現時点での放射線診療の核心に迫りながら,放射線医学の未来への展望を示すような大会を目指すとのことだ。

第71回日本医学放射線学会総会の会長は慶應義塾大学の栗林幸夫氏,第68回日本放射線技術学会総会学術大会の大会長は大阪大学の土井 司氏,第103回日本医学物理学会学術大会の大会長は法政大学の尾川浩一氏が務める。

12日(木)~15日(日)までの4日間の開催となり,講演・口演はパシフィコ横浜の国立大ホール,会議センター・アネックスホール,CyPos閲覧と実機展示は展示ホールAが会場となる。CyPosは,12日(木)は9~21時まで,13~15日(金~日)は朝7時15分~21時までと,長時間にわたって閲覧できるようになっている。また,学会の登録受付は2010年同様,会議センターではなく,機器展示ホール1階に設けられている。

併催の2012国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2012)は,13日(金)の10時に開幕する。パシフィコ横浜展示ホールB・C・Dを会場に,15日(日)までの3日間にわたって開催される予定である。2年ぶりの機器展示となるため,出展企業はそれぞれ力の入った展示を企画し,新製品も多く発表されるとのことで,大きな期待が寄せられている。

*日本医学放射線学会は2012年3月1日より「公益社団法人」に移行。
*日本画像医療システム工業会(JIRA)は2012年4月1日付けで「一般社団法人」に移行。

みなとみらい駅のディスプレイ 今年も一昨年と同じくGEヘルスケア・ジャパンのディスプレイがお出迎え

みなとみらい駅のディスプレイ 今年も一昨年と同じくGEヘルスケア・ジャパンのディスプレイがお出迎え

 

機器展示ホール

機器展示ホール

昨日の花散らしの風雨にもめげず,桜は満開です。

昨日の花散らしの風雨にもめげず,桜は満開です。

 

右が会議センター,左が機器展示ホール

右が会議センター,左が機器展示ホール

 

初日から登録受付に向かう参加者が少なくない。

初日から登録受付に向かう参加者が少なくない。

 

総合受付

総合受付

 

CyPos会場は午前9時からオープンし,午後9時までの長時間,閲覧可能。

CyPos会場は午前9時からオープンし,午後9時までの長時間,閲覧可能。

自動登録機で登録

自動登録機で登録