技術解説(富士フイルム)

2022年7月号

広がる医療AI関連製品・技術

富士フイルムAI技術の全身展開と読影効率化につながるワークフローの拡充

医師の画像診断ワークフローを支援するAIプラットフォーム「SYNAPSE SAI viewer(シナプス サイ ビューワ)」では,2020年に胸部CT画像から肺結節の候補を自動検出する“肺結節検出CAD”,2021年には胸部CT画像から肋骨骨折を検出し,医師の画像診断を支援するソフトウエア“肋骨骨折検出CAD”が複数の医療機関で利用されている。最新バージョンでは,胸部読影ワークフローをサポートする技術開発で培ったノウハウを頭部,腹部など,ほかの部位へ展開している。頭部領域では周辺組織と比較してHU値の高吸収(周辺の脳の組織と比べてHU値が高い)・低吸収(周辺の脳の組織と比べてHU値が低い)領域を色付けフィルタとして強調表示する機能である“頭部SAIフィルタ”(図1)や,腹部領域では肝臓領域に対して肝区域情報を表示する“肝区域ラベル”(図2)など,医師に対する画像診断ワークフローを支援する各種機能をリリースしている。

図1 頭部SAIフィルタの高吸収強調表示機能の画面例

図1 頭部SAIフィルタの高吸収強調表示機能の画面例
周辺組織と比べて吸収値の高い領域に対する体積を表示することができる。

 

図2 肝区域ラベルの画面例

図2 肝区域ラベルの画面例
肝区域ラベル結果を用いて画像診断報告書の作成を支援する。

 

SYNAPSE SAI viewerは以下の医療機器を含む製品の総称です。
SYNAPSE SAI viewer用 画像表示プログラム
販売名:画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686型
認証番号:231ABBZX00028000
SYNAPSE SAI viewer用 画像処理プログラム
販売名:画像処理プログラム FS-AI683型
認証番号:231ABBZX00029000
SYNAPSE SAI viewer用 肺結節検出プログラム
販売名:肺結節検出プログラムFS-AI688型
承認番号:30200BZX00150000
SYNAPSE SAI viewer用 肋骨骨折検出プログラム
販売名:肋骨骨折検出プログラム FS-AI691型
承認番号:30300BZX00244000

 

SYNAPSE SAI viewerについて詳細はこちら
https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/healthcare-it/it-imaging/sai-viewer

 

【問い合わせ先】
https://fujifilm.com/fms/

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