SYNAPSE SAI viewer(富士フイルムメディカル)
AI技術の活用で画像診断の効率化に寄与

2020-2-3

富士フイルムメディカル

ワークステーション・ビューワ


当社は,放射線科向けにAI技術を効果的に活用できるプラットフォームとして,新しい読影ビューワ「SYNAPSE SAI viewer(シナプス サイ ビューワ)」を開発しました。同ビューワは,検査リストの改良,レイアウト操作性向上,ユーザー設定の拡充といった,基本的な読影操作機能を強化しているほか,医師が計測した関心領域の情報を保存し,過去の計測結果と並べて表示する機能を実装しており,比較読影を支援します。さらに,GPUを搭載したサーバによるボリュームレンダリング表示の高速処理を実現し,AI技術で開発した機能によって解析した結果をより滑らかに観察できる環境を提供します。AI技術を用いた主な機能は次の通りです。

臓器セグメンテーション・ラベリング機能

Deep Learning技術を用いたアプローチで,解剖学的な構造を把握・表示,臓器の認識を可能にします。異なる検査間で利用される位置合わせ機能,椎体・肋骨に骨番号を付番し,レポート作業の負荷を軽減するラベリング機能,3D表示や画像中から骨を除去し石灰化や血管の走行の視認性を高める機能,骨経時サブトラクション機能,Virtual Thin Slice(バーチャル シン スライス)など,SYNAPSE SAI viewerの根幹技術として多様な機能の前処理に応用され,読影ワークフローを支援します(図1〜3)。

図1 臓器セグメンテーション(肺野領域)

図1 臓器セグメンテーション(肺野領域)

 

図2 ラベリング機能

図2 ラベリング機能

 

図3 3D表示・骨除去機能

図3 3D表示・骨除去機能

 

骨経時サブトラクション機能

脊椎の自動認識・位置合わせ技術により,骨濃度の差分を可視化し,骨の経時的変化の観察をサポートします。また,脊椎番号も自動でラベル付けされるため,レポート入力の効率化を促進します(図4)。

図4 骨経時サブトラクション機能

図4 骨経時サブトラクション機能

 

Virtual Thin Slice

Thickスライス画像から,Thinスライス画像を仮想的に生成します。頭部から下肢まで幅広い部位に対応し,Thinスライス画像がない場合もThinスライス画像と近い条件での比較観察をサポートします。

SYNAPSE SAI viewer用画像処理プログラム
販売名:画像処理プログラム FS-AI683型
認証番号:231ABBZX00029000
SYNAPSE SAI viewer
販売名:画像診断ワークステーション用プログラム FS-V686型
認証番号:231ABBZX00028000

 

●問い合わせ先
富士フイルムメディカル株式会社 マーケティング部
〒106-0031 東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル
TEL 03-6419-8033
URL http://fms.fujifilm.co.jp

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(ITvision No. 41 / 2020年2月号)
ヘルスケアIT展(医療ITのバーチャル展示会)
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