RSNA2018 GEヘルスケア - US 
NVIDIA社製の高性能GPU搭載の「LOGIQ」シリーズ最上位機種「LOGIQ E10」がRSNA初登場

2018-11-27

GEヘルスケア・ジャパン

超音波(US)


NVIDIA社製の高性能GPU搭載の「LOGIQ E10」

NVIDIA社製の高性能GPU搭載の「LOGIQ E10」

RSNA 2018 US

GE Healthcare(GEヘルスケア)のUSのコーナーでは,「LOGIQ」シリーズ最上位機種の「LOGIQ E10」が,RSNA初展示として,来場者に披露された。NVIDIA社製の高性能GPUを搭載し,従来ハードウエアを介して行っていたデータの送受信をソフトウエア上ですべて行う新しいイメージフォーマー技術“cSound”を採用した。cSoundは,多方向からのデータを高速かつリアルタイムに演算処理する。これにより,ピクセルレベルで全深度・全視野の焦点を合わせ,近位部の画質向上と深部までの均一な画質を高フレームレートで得られる。Bモード画像の画質向上はもちろん,微細な血流をとらえて画像化する“B-Flow”の基本性能が向上。CFM,PDIといった血流イメージング機能でも,空間分解能とフレームレート,感度を高めている。また,cSoundは,“Shear Wave Elastography”の高速化にも寄与している。これらの撮像データはraw dataで保存できるため,過去画像との比較などの場合にスキャンパラメータを調整して表示することが可能である。さらに,プローブには,電気信号と音の変換効率に優れたシングルクリスタル採用によって深部から浅部まで高画質を実現する「XDclear」が組み合わされる。LOGIQ E10に合わせて下肢血管などの描出に優れるリニアプローブ「L2-9-D」が新たに開発されている。

今回の展示では,デジタルカメラなどで撮影した画像をBluetooth接続でモニタ上に表示させて,客観的な評価が行えるような機能が紹介された。また,GEヘルスケアのAIプラットフォームである“Edison”についても,関心領域を自動でトレースする機能が搭載されている。

このほか,自動走査により検査者の手技に依存せず,検査精度の標準化を図れる乳腺用超音波診断装置「Invenia ABUS」なども展示された。GEヘルスケアは,今回別の場所にブレストケアのワークショップを行うブースを設けて,Invenia ABUSをテーマにしたセミナーなども行われた。

NVIDIA社製の高性能GPU搭載の「LOGIQ E10」

NVIDIA社製の高性能GPU搭載の「LOGIQ E10」

 

デジタルカメラ画像を表示して客観的や評価に役立てる機能を紹介

デジタルカメラ画像を表示して客観的や評価に役立てる機能を紹介

 

下肢血管などの描出に優れるリニアプローブ「L2-9-D」

下肢血管などの描出に優れるリニアプローブ「L2-9-D」

 

検査者の手技に依存しない検査が可能な「Invenia ABUS」

検査者の手技に依存しない検査が可能な「Invenia ABUS」

 

GEヘルスケアのブレストケアワークショップのブース

GEヘルスケアのブレストケアワークショップのブース

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